Fusion360のCAM&KitMill RZ300で切削する⓪/③


1.はじめに

所属しているサークル(東京理科大学mice)に新しいCNCフライスKitMill RZ420が来たので,部内での切削方法の共有のためにFusion360のCAM機能(コンピュータ支援製造…切削パス作るヤツ)を使用した切削加工の流れをまとめました.この記事ではRZ300を利用していますが,他のKitMillの機種でも同じ方法がそのまま使用できると思います.




下の画像が実際に切削した部品の画像です.精度は測定はしていませんが組み立てて見た感じではかなり良い精度が出ている感じがします.

Fig.2 切削した部品

2.切削加工の流れ

初めて切削加工を行う人もいると思うので,まずはじめに切削加工の大まかな流れを解説します.

Fig.2 切削加工の流れ

  1. モデル作成
    1. 3DモデルをFusion360などの3DCADを使って切削したい部品の3Dモデルを作成します.今回はCAMにFusion360を使用するので,Fusion360以外のCADを使用している場合はSTLなどで出力してFusion360にインポートしてください.
  2. 材料の用意
    1. まずは部品を削り出す元になる材料を購入します.当たり前ですがXYZ各軸の最大サイズ+(最低でも)20%くらいの余裕を見て購入するようにしましょう.今回は楽天で購入した100mmx100mmx3mmのA2017(ジュラルミン)を使用しています.
  3. 切削パスを作る
    1. 材料のサイズをFusion360上で設定します.
    2. 切削パス(工具(エンドミル)の動く経路)を作成します.
    3. 作成したパスが問題なく動くかどうか,時間はどのくらいかかるかなどをシミュレーションします.
  4. いざ切削
    1. CAM上の位置と実際の材料の位置を合わせる原点調整を行います.
    2. いざ切削です.

次回は部品の3Dモデルの作成と材料の準備についてです.

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